高次機能障害

私が、最初の脳梗塞を発症した時在籍していた会社は、脳梗塞から復帰した人間が3人在籍していました。遺影がサイドボートの上に祀られているブラック企業でした。梗塞から復帰しても仕事場があるのはありがたかったです。今回はそんな会社の同僚など、脳梗塞発症後の障害や見解に言及したいと思います。

脳梗塞を起こせば多かれ少なかれ高次機能障害は発症しているものです。注意障害、短期記憶障害、などなど、中にはコミュニケーションが取りづらくなる症例もあり、他者に理解がないと、恐らく頭のおかしな人と思われれます。ただ、脳疾患は見た目には元気にみえるので、関わる人間は覚悟が入ります。心臓等の疾患は動く元気がなかったり、そもそも安静を必要とすることがおおいので病人として認識できますが、脳梗塞の患者は、感情をコントーロールできなかったり、記憶がなかったり、耳が遠かったり、一見すると普通に見えるので介助する側は精神的にタフでないと大変だと思います。